サンタ追跡

ヨーロッパのクリスマスが、古代ローマやケルトの異教の祭がベースになっていることはよく知られていること。陰鬱な季節の陰気な精霊とか呪術のようなものであった。
これをキリスト教が上手に「キリスト生誕祭」に繋げ、守護聖人の「聖ニクラウス」をブランド化した。

.このSanta Trackerは1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、 誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まった。その番号は、 CONAD(中央防衛航空軍基地)の司令長官のホットラインの番号だったのだ。 子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリー シャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させた。 そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、このイベントが始まった。 1958 年、カナダと米国の両政府は「北米航空宇宙防衛司令部（通称 NORAD）」として知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しました。 もちろん、この「サンタ追跡」という催しも引き継いだ。

空の防衛を専らにしなきゃいけない空軍が、こういう脳天気をやっていていいのかしら？加えて今年はジェット戦闘機をトナカイの橇の護衛につけるという。多分、北朝鮮対策なのかな。
しかし、こういう“冗談から駒”みたいな話はとてもアメリカっぽくっていい。

そのNORADの公式なSanta Tracker。日本上空もカバーしている。https://www.noradsanta.org/#section-village

カウンターにはあと５日……って出ている。２４日の夜、見てみるかな？