「港に居れば船は安全だろう。しかし船はその為に作られた訳ではない」
( グレース・ホッパー提督)
▶グレース・マレー・ホッパー は、アメリカ海軍の軍人かつ計算機科学者。最終階級は准将。プログラミング言語COBOLを開発した。
これまで、ふ〜ん、なんだこの人って提督でありながら、プログラム言語COBOLの開発者って。アメリカの軍隊って油断ができないな。ま、中国の軍隊には大多数のハッキングの特殊チームまでいるんだから、そうかも知らんなって思っていた。
……でもファーストネームが「グレース」って女っぽい。そうしたら愛称が「アメイジング・グレース」だっていう。画像を検索したら正しく女性であった。
彼女はイエール大学の修士課程に進み、ついで1934年に数学の博士号を取得、母校の女子大学で数学を教えた後、1943年に海軍に入り、同時にハバード大学にも勤務などとある。まあ文字通り「アメージング」ではある。
ステーブ・ジョブスはMacintosh開発チームを鼓舞するために、
「海賊になれるのに、なぜ海軍に入る?」
というスローガンを唱え、社屋にドクロマークのZ旗を掲げた。
ま、その「海軍」というのはIBMの隠喩だったわけだが。
グレース・ホッパーはIBMじゃなく、正真正銘の海軍にいて、険しい荒波の外洋も航海していた。
今はヴァージニア州のアーリントン墓地に眠っている。
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