ライデンとシーボルト2022.05.27 01:18 1978年の日本が梅雨の季節に、オランダはアムステルダムから車で一時間くらいの学園都市ライデンに仕事絡みで訪れたことがある。この「ライデン国立大学」は王族の子弟も通学する由緒正しきキャンパスである。その片隅にフォン・シーボルトの胸像がひっそりと佇んでいる。
「私、女辞めたの」2022.05.25 00:4223歳の男性記者:誰のためのデザインをしているのか? 山本耀司:最初の頃は俺の中に理想の、実在しない女性がいた。その女性はどこかの丘の上に立っていて、遠くを眺めている。髪が風でなびき、タバコではなくシガーを吸っていて、かっこいいわけ。で、最後に「私、女辞めたの」と言う。最初は、そ...
Over the hill 2022.05.04 23:33突然に思い出したのだが、アメリカ人と与太話をしている時に、ときどき出てくる言葉の一つがover the hill──。いわゆる「峠を越えた」ということだが、「最盛期を過ぎた」「盛りが過ぎた」「薹(とう)が立った」、そして時には(病気が)「峠を越す」の意味にも使う。