デブのねじり込み座り 2022.10.22 11:23コロナ前のことではあったのだが、ほっそりとした華奢な感じの若い女性がその頃の悩みを語りだした。電車に乗っていると必ずと言っていいほど、〝デブの捻り込み座り〟の被害を受けるというのだ。多分、彼女がほっそりとしている分、彼女のサイドに隙間が出来易いのだと思う。到底ムリと思われる彼女の...
アイデンティティ2022.10.17 11:36これを日本語では「自己同一性」と呼ぶ。つまりは「自分は何者か?」ということだ。 要するにIDカードの「ID」。 この「アイデンティティ」というコンセプトはアメリカの心理学者エリック・エリクソン(1902~1994)が、その生涯を通して自らの「アイデンティティ」に悩んだことによって...
えっちな色・各国比較2022.02.18 00:36この記事には結構驚かされた。〝卑猥〟〝淫靡〟に繋がる色といっても、国々でこうも違うのかと唸った。 ・アメリカー青・中国ー黄色・スペインー緑・フランスー白もしくはピンク・イタリアー赤・世界共通ー紫
汽車に乗る2022.01.01 01:44(ニューヨーク・マンハッタン『グランド・セントラル駅』)なんだか通りすがりで、行きがけの駄賃のように、池澤夏樹の『叡智の断片』をパラパラとめくっていたら、飛び込んできたアフォリズム。〝読人知らず〟だという。 「正しいと思うホームを見つけてそこで待っている汽車に乗る。で...
机の上に何もない人は頭の中にも何もない 2020.10.14 12:19「雑然としたデスクはその人の考えが雑然としている証拠だとすると、何もないデスクの持ち主はどうなるんだ?」(アルベルト・アインシュタイン) 私の机の上とか部屋とかいつも雑然としていて、親からもいつも口酸っぱく片付けるように言われ、心の乱れだとキツく言われてきた。少しも治ら...
人間は青年が完成形2020.02.26 03:51「人間は青年で完成し、老いるに従って未完成になってゆき、死に至って無となる」(山田風太郎:『人間臨終図鑑』)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーそうかも知れないな……と思っていたら、こういう文章を読まされた。武者小路実篤が90歳になる年の文章である。&nb...
世の中の問題2019.12.18 10:16「世の中の問題は、賢明な人々は疑念でいっぱいで、愚かな人々は自信でいっぱいなことだ」(チャールス・ブコウスキー )そうなんだよなァ……と思わず膝をゲンコツでぶちかました。洞察の凄味にただただマイリマシタ……。背筋もぞくぞくです。そして2019年の現在でも、変わらずにコレが犇(ひし...
あなたのためなら死んでもいい2019.11.16 01:58明治維新で開国して欧米の文明が怒涛のように日本に流入してきたときに、その当時の教養人が欧米概念語を次々と「和製漢語」に翻訳し、そのことが彼らの社会、文化、政治、経済(これらも「和製漢語」そうだが……)などを日本人がキャッチアップする速度を高めたてくれた。「民主主義」「芸術」「科学...
自信のアウト・ソーシング2019.09.07 04:44【こんな話】ちょっと前だけど、「シロクマの屑篭」というハンドルネームのブログに面白い論考が載っていた。 https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20080620/p1 「団塊世代」は「自信をアウトソーシング」することができた...
自分家はぼろ家2019.09.02 12:41【こんな話】これは言わんとこ思っていましたが言っちゃいましょう。俺の知り合いにも何人か「日本人は素晴らしい」「◯◯人はダメだ」などと主張する人がいるんですが、そいつ自身が素晴らしい人間であった事は、少なくとも、俺の感じる限り、一回もない。〜twitter〜
『品』と『愛嬌』と『色気』2019.08.05 11:46ファッション関連の会社に就職した若者が、内定式に参加した。その後ちょっとワインも入り、立ち飲みパーティ風になった。オリエンをしてくれたエライさんの一人と何人かと共に囲んで話をしていた。そうしたら、彼が…… 「人もファッションも『品』と『愛嬌』と『色気』が大切なのね。『品』ってい...