サンタ追跡サイト

・アメリカ軍とカナダ軍が共同運営する「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」(NORAD:ノーラッド)は、クリスマスイブの12月24日午後(日本時間)から、世界の子どもたちにサンタクロースが今どこを飛行中かの追跡を行ってくれる。毎年の"特殊任務"だ。 特設サイト「NORAD TRACKS SANTA(ノーラッド・トラックス・サンタ)」を見れば、何十億ものプレゼントが、どのようにして遠くまで運ばれるのか、そしてサンタが次にどの街に向かうのかを子供たち(大人も)は知ることができる。何なんだか惹かれて、毎年24日にこれを観ている。
・1955年くらいに、百貨店「シアーズ・ローバック」の広告で「サンタに電話しよう!」というキャンペーンがあり、そこへ彼女が電話したのだが、2つも番号を間違えてしまっていた。 繋がった先がNORADの司令長官、ハリー・シャウプ大佐であった。とにかく、ソ連からの飛行体による攻撃に神経を張り詰めている司令部の秘密のホットラインの電話が鳴れば、作戦ルーム全体が緊張で張り詰める。司令官が電話をピックアップした。
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司令官:「もしもし……こちらハリー・シャウプ大佐です」
少女:「……」
司令官:「もしもし……こちらハリー・シャウプ大佐です」
少女:「……」
 司令官:「もしもし……」
少女:「あなたは本当にサンタさん?」
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 ・司令官は後ほどすごく反省していた。無愛想でセンスがなかった。司令官の圧迫するような詰問口調に、その少女は最後は泣いてしまったという。 だが、この男前のハリー・シャウプ大佐は〝起き上がりこぼし〟のようにウイットに富んだ人間へとすぐに復元している。 電話を置いた数秒後には、彼は部下にサンタがどこへ向かっているかをレーダーで探査するように指示した。 それ以来「サンタ探索」は、NORADの伝統任務に加えられた。 ↓

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