ドヤ顔


『徒然草』第一段現代訳。
 「……たまたまラッキーなことが重って出世したわりには、
得意げな顔をして自分では『偉くなったもんだ』と思っているのだが、
他人から“馬鹿だ”と思われている」。

  吃驚するなあ! 兼好法師の胆汁質の怨念のようなもの。ルサンチマン。
それにしても、彼が生きていた時代から人間はちっとも進歩していない。
そうだね、もうずっと進歩も進化もしていないね。
 なんにしても、この本は16、7歳の高校生が受験勉強などで読む本ではない。

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砕け散ったプライドを拾い集めて

ことば、いい話、ワロタ、分析・洞察、人間、生き物、身辺、こんな話あんな話、ショート・エッセイ、写真、映像……など