世の中の問題2019.12.18 10:16「世の中の問題は、賢明な人々は疑念でいっぱいで、愚かな人々は自信でいっぱいなことだ」(チャールス・ブコウスキー )そうなんだよなァ……と思わず膝をゲンコツでぶちかました。洞察の凄味にただただマイリマシタ……。背筋もぞくぞくです。そして2019年の現在でも、変わらずにコレが犇(ひし...
反語としての「日本人は素晴らしい」2019.12.08 03:39(丸山健二)「ないから生まれるんだ。 中国人は道徳心が無いから儒教が生まれた。 日本人は勇気がないから武士道が生まれた。 アングロサクソンはずるいからフェアプレーの精神が生まれた」 SNS空間にアノーニマス(匿名)の名言が生まれることは〝稀によくある〟(ブロント語)ことだ。これも...
自信のアウト・ソーシング2019.09.07 04:44【こんな話】ちょっと前だけど、「シロクマの屑篭」というハンドルネームのブログに面白い論考が載っていた。 https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20080620/p1 「団塊世代」は「自信をアウトソーシング」することができた...
無敵の人2019.06.01 13:21(ひろゆき)5月28日「川崎登戸殺傷事件」が起きた。朝からやり場のない怒りと悲しみだった。犯人は自殺したけど、「健康保険証」を携帯していたという。まるっきりの名無しの権兵衛では死にたくなかったのかな……。その犯人岩崎某の家は我が家から車で7〜8分以内と思う。事件後、知人に知り合い...
フリーマーケット2019.04.02 13:29【こんな話】迂闊にも〝free market〟って思っていたのだが、〝 flea market〟ということだという。つまりは「蚤の市」のこと。━━蚤でも潜んでいそうなガラクタを売るガラクタ市。このいわゆる〝 flea market〟にはパリ、ロンドン、ロスアン...
人間の最後の発明2018.12.25 00:57「人工知能は人間の最後の発明になる」 (ニック・ボストロム博士:オックスフォード大学) つまり、人間より優秀な知能があることで、そのAIに委ね、人間は考える必要がなくなるということ。そのシンギュラリティ(技術的特異点)……AIが人類の頭脳を超える時点……が20...
無い袖は振れない2018.12.17 10:29【こんな話】札幌から小樽に向かい、朝里を過ぎたあたりの「毛無山」というインパクトの強いネーミングの山がある。この名前を目にするやいなや、同行の友人が思わず薄くなりかけている頭を手で庇っていた。「大丈夫、毟られるという祟りがあるわけじゃないから」とオザナリになだめておいた。ところが...
すっぱい葡萄2018.09.04 02:46『すっぱい葡萄』は、イソップ寓話の一つ。『狐と葡萄』ともいう。 キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだ...
茶色の鼻(brown-nose)2018.08.27 10:40画像1):「あなたのゴマスリのスキルは仕事のスキルよりも有効に働く。」画像2):管理者候補訓練教室〜ケツの舐め方を練習しスキルアップしている。“brown-nose”……友人から教えて貰った米俗語。18世紀のass-kisserなどの連想から1930年代から使われるようになった言...
ドーナッツ持っていけよ2018.08.24 03:29【こんな話】AXN『シカゴ・ファイア』を観ていたら、消防士のある男がこれから詫びにいかなきゃならないというシーンで、仲間の消防士が、 「ドーナツ持っていけよ」とアドバイスする。言われた方が、「お前、いつもそれを言うよな」「だって、すごく効果的なんだもん」そうなのか?ドーナツを持っ...
レガシー2018.01.10 13:30「イタリアは10%の真面目な国民で支えられている」……って ”ちょいワルおやじ”のジローラモ・パンツェッタさんが言うのだが、真面目なのはたった10%かい?流石に「ローマ帝国」(“パクス・ロマーナ”)の遺産がたっぷり蓄えてあるところは違うなぁ。真面目だけど、遺産のない日本はこれだ。...
ドヤ顔2017.11.22 00:27『徒然草』第一段現代訳。 「……たまたまラッキーなことが重って出世したわりには、得意げな顔をして自分では『偉くなったもんだ』と思っているのだが、他人から“馬鹿だ”と思われている」。 吃驚するなあ! 兼好法師の胆汁質の怨念のようなもの。ルサンチマン。それにして...