目の中がごろごろしていて、落ち着かない。
それを診てもらいに眼科へ。
働いている若い女性の検査士の名札が「海外」。
「あら〜珍しい。故郷(くに)はどこなの?」
「岩手です」
「親戚に国内という人はいる?」
「いません」
今まで出会ったなかで最も衝撃的な名字は「百々目鬼」である。
「あのう…失礼ですがなんとお読みするのですか?」
「“どどめき“です」
「どんな意味になるのでしょう?」
「妖怪ですよ、ヨーカイ!」
と言ってカラカラと笑っていた。
「名字由来net」なるものでこの「どどめき」を検索したが、妖怪だけにデータがなかった。
当のヨーカイ君によると、行くとこへ行けば結構いると言っていたのに。
「海外」は全国で100人くらい。滋賀と岩手そして東京に多い。ま、東京は何でも多いのだが。
おもしろいのがあった。
「浮気」という名字。全国150人「ふけ」「うき」「うきげ」もちろん「うわき」と読む。
畑などから水蒸気がもやもやと立ち上るサマだという。滋賀県森山市に浮気町というのがある。
「鼻毛」。全国で30人。大阪府泉大津あたりが出どころ。「鼻」は「端」とか「崎」と通じる。
女の子が生まれ落ちて物心ついてふと気がつくと、自分の名字が「百々目鬼」や「浮気」や「鼻毛」
などだったら、結構な重荷を背負った感じしないかな?性格にも影響与えるんじゃないの?
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