「別れた男ってなんか昔よく通ったラーメン屋さんみたいなもの」という話を聞いて、
腰が抜けた。イテテ……。
これを書いていた「極東ブログ」さんも、
“痛え。そ、そんなのあり? 別れた男って、昔通ったラーメン屋さんみたいなものなのか。なつかしいけど、もう食わないみたいな。……たまに懐かしくて食ってみたくもなるんか?”って。
そして、“失恋の痛手みたいのって男性特有かも”とも言っていた。
こういう吹っ切り方って男はなかなかできない。いや、まったくできない。
通りで互いに別れて、男が未練で後ろを振り返っても、女はその道筋にはもういなくて、すでにどこかの角を曲がって姿は見えない。
通りで互いに別れて、女が後ろを振り返っても、男はその同じ通りを背中を見せて溜息ついて歩いている。ときには、背中で未練を一所懸命演技しながら歩いている。
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