ゲームクリエーターで作家でもある渡辺浩弐(わたなべこうじ)の著書で
『「ひらきこもり」のすすめ―デジタル時代の仕事論』 (講談社現代新書) というのが2002年初出で2007年に加筆で出版されている。
「ひらきこもり」は著者の造語であり、彼が提唱している新しいライフスタイルでもあるらしい。もちろん、「ひきこもり」という言葉から展開したもの。
読んでいるわけではないので、ダイジェストから引っ張ってくると…… 。
「部屋にひきこもって、さぼって、たっぷり寝て考える。そういう人々が人口の大多数になってもいいと思う。そういうところから自然と生まれてくる哲学や文学、あるいはそれ以外の何かが大切なのではないか」(本文より)
どうやら、こもって「狭く深く」ドリルして、その成果はネットを通じて人々へ「開いていく」ことを「ひらきこもる」と言っているらしい。
新型コロナによって自粛が強要されて家に篭って、zoomとかteamsなど通じて作業をし、会議をする。さらには飲み会もオンライン。テイクアウトで取り寄せたものをひっそりと自宅で食べる。マコトに〝沈香も焚かず屁も放らず〟。
そういう状況の今がまさに「ひらきこもり」じゃないのでしょうか、渡辺さん?
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