↑(ブラジルの「カデュヴェオ族」の入れ墨の模様:『悲しき熱帯』)
「人類の知的業績を見わたすと、世界中どこでも、記録に残る限り、その共通点はきまってなんらかの秩序を導入することです。もしこれが人間の心には秩序への基本的欲求があることを表しているとすれば、結局のところ、人間の心は宇宙の一部にすぎないのですから、その欲求が存在するのは、多分、宇宙に何か秩序があり、宇宙が混沌ではないからでありましょう」
( レヴィ=ストロース:『野生の思考』 )
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※「人間の心はは宇宙の一部にすぎないのですから」ってサラリ!と言っちゃってくれて。
あの〜、いろいろ思ってきたこの心って宇宙に包含されていたんですかい?
ストロースのこの秩序周辺での発言。
「けだし分類整理は、どのようなものであれ、
分類整理の欠如に比べればそれ自体価値をもつものである」
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