ホロコースト記念碑

「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」(通称:ホロコースト記念碑)は、2005年5月12日、ベルリンのブランデンブルク門の南に開設された。
ホロコーストで殺されたユダヤ人犠牲者の ための記念碑。
万9073㎡の敷地にグリッド状に並ぶコンクリート製の石碑2,711基が一般公開された。
厚み0.95m・横幅2.38mのブロックが、多様な高さ(0m~約4.5m)で連なる。
設計したのはアメリカ・ニューヨーク在住のピーター・アイゼンマン。
地下にはホロコーストに関する情報センターがあり、イスラエルの記念館ヤド・ヴァシェムが提供したホロコースト犠牲者の氏名や資料などが展示されている。

この場所は、プロイセン王国からドイツ帝国を経てナチス・ドイツに至るまでの時期には政府高官の官邸や官庁が立ち並んでおり、ベルリン市街戦で破壊された後は廃墟が残り、1960年代にはベルリンの壁建設によって廃墟が撤去され広大な無人地帯となっていた。

ここへ行った人の感想によると、ここを歩いていると石碑がこちらに迫って来るような、非常に不思議で不安定な精神状態になると言っていた。
上記したしたように石碑の縦横は一定だが、高さは低い物から高い物まで様々なものがあり、地面も所どころ波打っている。高い中へ入っていくと、自分の背よりも高い石碑に周囲を囲まれ、周りの景色も見えず周囲の音も聞こえない。  

ヒトラーが指揮してやった「ホロコースト」への贖罪をドイツ国民、ドイツ政府はこの先も斎戒沐浴してやらなければならないのだろうな。

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