「センス」って「知識量」だ

【分析・洞察】

「いつも甦るのが、高校の美術教師が吐息のように呟いた『センスってつまり、知識量なんだよ』という言葉。見るからに才能があって軽々とやっているヤツも、見えないところでの相当の努力に基づく知識と経験があるんだと。 こういう理解だと、『センスのある人』を妬むことはなくなる。『センスないから』ってことを言い訳にしているヤツって、『努力していない』ってことだからね……」
(twitterにあったものに手を入れた……)

「センスがある」と言われている人はみなこれを知っているのだろう。でも、ソレを言わない。その他の人も薄々気づいている。でも、ソレを言いたくない。

改めて、“sense”を英和辞典で引いてみると、さすがに「ビッグワード」だ。広範な意味合い。


感覚、五感、感覚機能(作用)、肉体的な知覚・心持、 知的・道徳的な感覚・意識、特異な知覚力・勘・センス、 正気・健全な精神、印象・気持ち、 洞察・認識、観念、分別・良識


だが、「知識の量」で置き換えられないものってほとんどない。

0コメント

  • 1000 / 1000

砕け散ったプライドを拾い集めて

ことば、いい話、ワロタ、分析・洞察、人間、生き物、身辺、こんな話あんな話、ショート・エッセイ、写真、映像……など