「愚か者と議論するには人生は短すぎる」
あらまあ、随分と直裁な言い方。もっと柔らかに言ってもいいんじゃない?
「愚かさで説明つくことを悪意のセイにするな」
(ポール・グレアム-Paul Graham、1964年 - )
▶︎米国のLispプログラマーでエッセイスト。『ANSI Common Lisp』や『ハッカーと画家』の著者としても知られている。
よく読むと、柔らかくもないか。「悪気があったわけじゃない。ただバカなだけだ」と切ってすてている。
これポールの専売特許というわけでもなく、「ハンロンの剃刀( Hanlon's razor)」とされているのも全く内容は同じ。
「ある製品に欠陥が見つかった場合、それは製造した企業が無能であるか愚かであるということを示しているのであって、消費者を困らせるために企業が悪意を持って欠陥を忍ばせたわけではない」
という考え方を示すのに用いられる。
「ハンロン」はペンシルバニア州スクラントン在住の無名の人物の名前です。「剃刀」は……忘れた。何かの援用だったかな?
アメリカの俳優のビル・マーレイもなんだか難儀したようだ。
「頭のいいやつと議論して勝つのは本当に大変だが、頭の悪いやつと議論して勝つってほぼ無理。やめろ」
ここいら辺は、「触らぬ神に祟りなし」で敬遠しておくのが上策のようですね。
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