だら〜と涎を垂らす

こんな話

 12〜13メートルほど先の木の上にいたグリズリー(アメリカハイイログマ)と目があった。次の瞬間、だら〜っと涎を垂らした。 「まずい!オレを獲物と認識したぞ!」 そいつはこちらに向かうためにスルスルと木を降りた。「おい!逃げるぞ!」と一行へ。……

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ネットでいろんなものを読み飛ばしているときに、どこかに出ていた。

この「だら〜と涎を垂らした」というのがリアルで怖い。

(それにしても、12〜13メートル先の熊の涎が見えたんかい?)

日本の秋口に事件になる熊の襲撃。山菜取りのおばさんもキノコ採りのおじさんも、

 ツキノワグマに「だら〜と涎を垂らされて」、それからおもむろに、食われたのかな?


ニホンオオカミが絶滅してしまった現在、日本の山地にいる「猛獣」は熊二種しかいない。
文化の中で人知を超えた「悪魔」めいた存在って結構重要な気がする。
ま、平に言えば、この頭のいい生き物となんとか折り合いをつけて行きたいってこと。
よろしくやって行こうじゃないか。
絶滅させては、人間の力ではもう二度と創り出すことできないんだよ。

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