空のバケツほど蹴るとうるさい2019.03.31 00:50【wording】「空のバケツほど蹴るとうるさい 」最近のようなポリバケツじゃだめですよ。伝統的なブリキのバケツね。蹴ると、なんだかとてつもなく派手な音を立てますよね。つまりですね、中身が空っぽな人ほど 何か刺激すると、何倍もの批判、不平不満が吹き出てくる。出来得れば水のいっぱい...
雨を感じられる人間もいれば、ただ濡れるだけの奴もいる2019.03.27 13:07フロリダはマイアミにいた。ここは基本的に避寒地だから7月のそのときはいわばオフシーズン。昼間の打ち合わせの時、一転にわかにかき曇り、強い風、雨、鋭い稲妻。相手の女性がキャーと怯える。ハリケーンなの?と訊くと、「ハリケーンなんてこんなヤワじゃない。これは毎日ご挨拶にやってくるスコー...
明るく幸福そうで満ち足りた民衆2019.03.21 23:43「世界の他のどの土地で、桜の季節の日本のように、明るく、幸福そうでしかも満ち足りた様子をした民衆を見出すことができようか? 」(アドルフ・フィッシャー:『明治日本印象記』) ▶オーストリアの東アジア美術史家、東アジア民族研究家、ケルン市東洋美術館館長で、初めての来日は1892年。...
カリフォルニア・ワイルド・ポピー2019.03.21 00:28LAのダウンタウンにスタジオを持っているスエーデン人のフォトグラファーを訪ねたときのこと。大きな写真が何枚か飾ってあるのだが、濃いめの橙色がフレームいっぱいに拡がっている一枚に惹きつけられた。 「これは何?」 「カリフォルニア・ワイルド・ポピー」 &nbs...
これがパンクか?いや、それは流行だ!2019.03.19 14:48「パンクってなにか?」って聞いてくるやつがいたんで、ゴミ箱を蹴飛ばして「これがパンクだ!」って言ってやったんだ。そしたら、そいつもゴミ箱を蹴って「これがパンクってことか?」って言うから、「いや、それは流行だ!」って言った。 ( ビリー・ジョー・アームストロング) ▶︎アメリカ合...
本を読まないのは勝手だが、ツケは自分が払え 2019.03.18 13:02「学生時代に本を読まないのは勝手だけど、そのつけは全部自分が払うんだから。知識や教養は力じゃないと思っているやつはずいぶん増えたけど、結局、無知なものは無知ですからね。どんなに気が良くて、どんなに一生懸命でも、ものを知らないというのは、自分がどこにいるか知らないことですから。特に...
他の太陽系へ移住2019.03.15 07:13「車いすの天才科学者」として知られるスティーヴン・ホーキング博士は、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋委縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら独創的な宇宙論を発表し続けてきた。しかし、その彼が遂に亡くなったことを家族の代理人が2018年3月14日に明らかにした。それより遡る2017年...
「センス」って「知識量」だ2019.03.07 13:17【分析・洞察】「いつも甦るのが、高校の美術教師が吐息のように呟いた『センスってつまり、知識量なんだよ』という言葉。見るからに才能があって軽々とやっているヤツも、見えないところでの相当の努力に基づく知識と経験があるんだと。 こういう理解だと、『センスのある人』を妬むことはなくなる。...
雪よ林檎の香のごとく2019.03.06 14:16【wording】君かへす朝の敷石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ(北原白秋) 「北原白秋が90年前に不倫をしてね、監獄に入っちゃったんですけれど。そのときにこの歌を詠んだ。女が泊まって帰る翌朝に雪が降っていたという内容で、どこにも不倫だって書いてないんだけれども、そ...
カフェインと産業革命2019.03.05 13:10(「グランド・カフェ」英国最古のカフェ1633年創業)TEDのビデオでスティーブ・ジョンソン(『イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則』などの著作を持つ作家)のプレゼンテーションを観ていたら、冒頭の方で以下のような話があった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...
遺伝子解析2019.03.03 11:25【こんな話】 「遺伝子解析」ということが普通のことになりつあるようだ。気がつけばそれに歩調を合わせて、解析をする機関・会社も驚くほど沢山存在している。これで何がわかるのか?一つは「病気の遺伝的傾向」などの健康リスクの問題。もう一つは「祖先解析」かな?自分はどこから来たのか?という...